9月9日、本法人の設立モデルとなった米国トライデックと連携協力協定を締結しました。
本連携協力協定に基づいて、米国トライデックと福島浜通りトライデックが強く連携し、双方の復興と経済発展を促進するために経験や課題を共有していく予定です。
●米国トライデックのカール・ダイ会長からのコメント
【ハンフォード地域訪問概要】
9月5日から11日にかけ、本法人メンバーがハンフォード現地を訪問してまいりました。
うち2日間はトライデックを訪問し、訪問初日には米国トライデックのカール・ダイ会長、デイビッド・リープロエグ副所長、3 名のトライデック役員(ハンフォード契約会社の CEO や最先端農業運営者、マスコミ出身のハンフォード契約会社社員)と意見交換を行いました。
最先端農業を運営する役員は、元々シアトルの Amazon に勤めていたそうですが、ある日ハンフォード地域のパンフレットを読んで、たとえ年収がぐんと下がろうとも、このように魅力的な地域であれば、豊かな人生を送ることが出来るだろうと感じ、一家で移住を決断したようです。ハンフォード地域が掲げる 「住みたいまちづくり」(・サラリーが高い ・物価が安い ・教育が行き届いている)が具現化している大きな例とも言えるでしょう。
訪問2日目には、トライデックのカール会長、デイビッド副所長、ハンフォード・コミュニティーズのメンバーの方々と意見交換を行いました。
ハンフォード・コミュニティーズは、ハンフォード地域に位置する 7 つの自治体をまとめる調整機関であり、各自治体の代表者が定期的に集まって話し合いを行っています。お互いが自分の自治体の利益を最優先するのではなく、地域全体の将来を考えて俯瞰的に話し合いを進めることにより、ハンフォード地域は大きく発展を遂げています。それぞれ、様々な立場にあるメンバーの方々からこれまでの努力やポイントを伺いました。
今後も引き続き、米国ハンフォード地域との連携を強め、福島浜通り地域の若手人材をハンフォード地域に研修派遣するなど、法人としての活動を具体的に進めてまいります。