2020年1月25日(土)午前10時~午後5時20分、本学の1号館201教室において国際シンポジウムを開催しました。
本シンポジウムは東日本国際大学 福島復興創世研究所が主催し、アメリカ・ワシントン州のハンフォード地域から5名の代表・専門家をお招きしました。
シンポジウムの全体司会は福島復興創世研究所 研究員の矢本聡先生(健康福祉学部教授)が務められました。
開会式においては、中山哲志先生(東日本国際大学学長代行・健康福祉学部長)が主催者を代表して挨拶を致しました。
次に、来賓の吉野 正芳 衆議院議員、若松 謙維 参議院議員、清水 敏男 いわき市長、伊澤 史朗 双葉町村会長 (双葉町長)、伊藤 泰夫 福島イノベーション・コースト構想推進機構専務理事兼事務局長よりご挨拶を賜りました。
引き続き、午前10時30分より本シンポジウムの趣旨説明として、中村隆行 (福島復興創世研究所所長代行)、マーク・トリプレット氏(国立パシフィックノースウエスト研究所シニアアドバイザー)がそれぞれの地域の状況やシンポジウムの開催に至った流れについての説明をしました。
午前中の最後には、ハンフォード現地の自治体関係者と本会場を中継で繋ぐリアルタイムのテレビカンファレンスが行われました。
ハンフォード側にはパメーラ・ブラウン・ラーサン氏(ハンフォードコミュニティーズ事務局長)、ダイアナ・ハファード氏(ポートオブベントン事務局長)、チャック・トレリ氏 (ケネウィック郡評議員)、ブレント・ゲリー氏(西リッチランド市長)にそれぞれご参加いただき、ハンフォードの成功事例等を紹介しました。
また、福島県浜通り側の自治体代表として、 安藤 靖雄氏 (福島県企画調整部福島イノベーション・コースト構想推進室長) にもご参加いただき、同構想を分かりやすく説明しました。
午後は、最初のプログラムとして、ハンフォード地域の経済開発機関であるトライデックの副所長デイビッド・リープロエグ氏が講演し、調整機関の役割を解説いただきました。
次に、高等教育機関として、キャサリーン・マカティアー氏(ワシントン州立大学トライシティーズ校副学長)、ミカエル・リー氏(コロンビアベイスン短期大学副学長)、ロイド・ケイス氏(コロンビアベイスン短期大学、核技術プログラム主査)、石崎 芳行先生 (東日本国際大学福島復興創世研究所副所長)が登壇し、それぞれの立場から意見を述べました。
最後に、ハンフォードと浜通りそれぞれから代表者が登壇し、パネルディスカッションを行いました。司会をマーク氏と中村所長代行が務められ、ハンフォード側からはデイビッド氏(トライデック(TRIDEC) 副所長)、キャサリーン氏 (ワシントン州立大学トライシティーズ校副学長)、ミカエル氏 (コロンビアベイスン短期大学副学長)、ロイド氏 (コロンビアベイスン短期大学、核技術プログラム主査)にご登壇いただき、また浜通りからは鈴木 茂和先生 (福島工業高等専門学校機械システム工学科准教授)、開沼 博先生(立命館大学准教授・東日本国際大学客員教授)に参加していただき、活発に意見を交換しました。
シンポジウムの最後には閉会挨拶として学校法人昌平黌 緑川浩司理事長より復興への熱い思いと皆様への感謝の意が伝えられ、シンポジウムは盛況のうちに閉会いたしました。